ほっとひと息 健康らんど

Vol.7 心配な便と尿

 オシッコも便と同じように様々な色があるのですか?


 赤ちゃんの場合は、オムツを取り替えた時に尿の色を確認しておく事をお勧めしています。
 だいたい、生後1週間は黄疸の強い時期でもありますので、尿は濃い褐色になります。 その後は透明感のある薄黄~黄色になっていきます。
 しかし、飲み物や食べ物、運動や発汗、薬などによって色は変化します。
 いつもと違う色の場合は注意が必要です。


 では、どんな色だと注意しないといけないのでしょうか?


 やはり、尿が赤かった場合には注意が必要だと思います。
赤色(濃紅色)→至急、病院に行きましょう。
 眼で見て、真っ赤な場合は血尿の可能性があります。
 膀胱や尿道の感染や炎症、子供では腎臓疾患が疑われます。
 しかし、このような場合は、他に症状が出ている場合が多いですので、 慌てずに他の気になる症状(熱、不機嫌、ミルクを飲まないなど)がないか、注意してみましょう。
 また、赤ちゃんの時に腎炎などになる事は稀です。薬(解熱剤など)や食物に含まれる着色剤による影響の場合が多いですので、 薬剤を服用している場合は主治医に確認が必要になります。
 
ピンク色→様子をみましょう。
 尿中のウロビリノーゲンが酸化して濃い色になる場合があります。
 また、食べ物や薬剤に含まれる色素によって色がつく場合があります。


 
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