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民間警備は時代の流れに影響を与えている

 1862年の2月27日、京都において、江戸幕府が腕に覚えがある浪士を組織し、新撰組の前身となった「壬生(みぶ)組」が結成されました。それにちなんで2月27日は「新撰組の日」とされています。小説や映画、ドラマなど、新撰組は、時代劇の代表的なテーマとしてさまざまな形でとりあげられているため、名前を耳にしたことがない人の方が少ないのではないでしょうか。

 新撰組は、京都の治安を守る公的組織(所司代と町奉行)だけでは、その役目を果たし切れないと判断した当時の政府(幕府)が、そのための力を民間から借りるための組織でした。その任務は、京都に潜伏していた反政府活動の捜索、関係者の逮捕をはじめとして、警備やパトロール、反乱鎮圧などで、位置付け、役割などから今でいう民間警備業のはしりだったとも言えるでしょう。

 世界初の民間による警備会社といわれるピンカートン社は、米国シカゴで1855年に設立され、南北戦争時の大統領の警備などを担当しました。新撰組やピンカートン社が、時をほぼ同じくして組織されたということは、当時、洋の東西を問わず、民間の力を使った警備へのニーズが高まったからからとも言えるでしょう。民間人による警備組織「新撰組」の発足からちょうど一世紀、100年の時を経た1962年、日本初の警備会社「日本警備保障」(セコムの前身)が設立されたのもなにかの縁を感じます。

 新撰組やピンカートンは、明治維新や南北戦争などの動乱の時代の前夜に組織され、歴史に大きな影響を与えています。新撰組と同じく、ピンカートンも、多くの映画やドラマの素材としてくり返し取り上げられています。新撰組同様、動乱の時代に関わり、歴史を左右する存在であったからだろうと思います。

 昭和40年代(1965〜71年)に放映された、社名変更前のセコム(日本警備保障)を舞台としたドラマ「ザ・ガードマン」が大ヒットしたのも、経済成長により大きく変貌を遂げつつあった当時の日本社会に影響を与える存在として、民間警備が意識され始めたことが、その一因だったともいえるのではないでしょうか。

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
甘利康文

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