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特殊詐欺の統計に「電子マネー型」が登場

 警察庁から、2016年の特殊詐欺の統計が発表されました。特殊詐欺全体で1万4151件となり、前年比2.4%増でした。これで6年連続の増加となっています。
 被害額は406億2900万円と前年比で15.7%と減少しました。手口別にみると、近年増加が続いていたオレオレ詐欺が4年ぶりに減少に転じました。架空請求詐欺、融資保証金詐欺も減少していますが、還付金等詐欺だけは大幅に増加し、前年比54.9%増となっています。

 一件当たりの被害額を見ると、振り込め詐欺の分類では、オレオレ詐欺は326万円、架空請求詐欺は446万円、融資保証金詐欺は165万円、還付金等詐欺は117万円となっています。
 さらに、振り込め詐欺以外の特殊詐欺の分類では、金融商品等取引名目の特殊詐欺が761万円、ギャンブル必勝法情報提供名目の特殊詐欺が398万円、異性との交際あっせん名目の特殊詐欺が512万円となっており、振り込め詐欺以外の特殊詐欺の一件当たりの被害額が高額となっています。

 さらに、被害者からどのようにしてお金を受け取ったかを示す、被害金交付形態をみると、今回から「電子マネー型」が新しく加わってきました。図に、半期ごとの件数を示しましたが、昨年下半期の多さが目立っています。コンビニなどで購入することができるプリペイドカードを悪用したものですが、昨年までは「現金送付型」の分類に計上されてきました。しかし、あまりにも件数が増えてきたために、「電子マネー型」として別統計でカウントするようになったようです。このように、統計を見ると、新しい手口が続々と出てきていることがわかります。

【参考情報】
データから読む「SNSを介したオレオレ詐欺の登場!?」

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰


特殊詐欺の被害金交付形態「電子マネー型」の件数の推移(警察庁)

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