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あんしんコラム

まずは身近にできる対策から。「働く女性の安全委員会」のメンバーが対策をご紹介します。

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第17回 相次ぐ若い女性を狙った犯罪・・・年末年始を安全に乗り切ろう

こんにちは。
気がつけば、2009年も残すところあとわずか。
クリスマスや忘年会・新年会など、イベントの多いシーズンですね。帰宅時間が遅くなったり、夜間の外出が多くなったりする時期なのではないでしょうか。気心の知れた仲間たちと過ごす夜は本当に楽しいもの。しかし、歩き慣れた道でも、夜遅くに一人で歩くことは危険です。毎日を安全に、楽しく過ごすために、そして2009年をハッピーに締めくくるためにも、もう一度「防犯」について考えていただけたらと思います。

2009.12.15更新

最近若い女性を狙った凶悪な犯罪が相次いでいます。その共通点は、アルバイトなどで夜間に出歩く機会があったことや親元を離れて一人暮らしや寮生活を送っていたことです。皆さんの中にも、一人暮らしや寮生活をしている方がいらっしゃると思います。もちろん、夜間に出歩かなければならない場合もあるでしょう。「私はきっと大丈夫」と過信せず、ぜひできることから防犯対策を始めてみてください。

若い女性は狙われやすい

冒頭でもお話しましたが、最近起こった、女性をターゲットとした殺人など凶悪な犯罪の被害者はいずれも「若い女性」でした。殺人事件には至らなくても、一人暮らしの女性が強盗や性犯罪の被害に遭いながら、世間体を考えて被害の申告を取り下げる例も多いようです。ニュースになるのはごく一部とも考えられます。女性の犯罪被害は、統計データよりも多く発生していると見た方がよいでしょう。

また、昨年に比べ急増している「ひったくり」に関しては、被害者の実に9割が女性です。女性は男性に比べて抵抗力が弱いことや、財布やカギなどの貴重品をしまう場所が、男性の場合はズボンやジャケットのポケットだったり、カバンの中だったりと人によって違うのに対し、ほとんどの女性がバッグの中に入れていることが狙われやすい理由といえるでしょう。

夜道は圧倒的に危険!

女性の被害が多い、強姦・強制わいせつの時間別発生状況を見てみると、強制わいせつは午後4時頃から急激に被害件数が増え始め、強姦に関しても夕方6時頃から被害件数が増え始め、強姦・強制わいせつともに深夜10時から12時ごろをピークとして明け方まで被害が多く見られることがわかります。また、強制わいせつの、朝方6時〜8時台のピークは、通勤・通学時間帯の悪質な痴漢行為によるものと思われます。

グラフ:街頭における強姦・強制わいせつの発生時間帯別認知件数(2008年警察庁調べ)

学校の課外活動や塾の帰り、勤務先からの帰宅のためなど、夜間から明け方の時間帯にかけて屋外を出歩くことが避けられない場合もあると思います。しかし、「この時間帯は犯罪が多いから、いつも以上に気をつけよう」と、警戒心を持っているのといないのとでは安全面で大きな差が出てきます。特に秋・冬になると日照時間が短くなり、夕方5時過ぎから暗い場所もあるので、そういったことも普段の生活で意識したいものです。

今日からできる防犯対策

「そうは言っても、まずどんなことから防犯対策をはじめればいいの?」という方もいらっしゃると思います。すぐにできる防犯対策のポイントをまとめましたので、ぜひ今日から取り入れてみてください。

● 毎日の行動をワンパターンにしない
行動を読まれると、狙われやすくなります。毎日同じ時間の電車、同じ車両に乗ったり、同じ時間帯に同じお店に立ち寄ったりしないようにしましょう。「ここにはいつも来ているな」「この時間には帰宅するな」などと目を付けられないことが大切なのです。

● 夜道を歩く時は明るい道を選んで、周囲に気を配りながら足早に
可能であれば、家族に迎えにきてもらったり、友達と途中まで一緒に帰ると安心でしょう。帰りが遅くなった時はタクシーを使うことも一つの防犯対策です。一人で歩く時は、少し遠回りになったとしても、人気のある、明るい道を選んで歩くようにしましょう。また、周囲のようすに気を配りながら足早に歩くことも大切。常に警戒心を持って歩きましょう。万が一不審者に追いかけられたら自宅に逃げ込むのではなく、近くの交番やコンビニなど、明るくて人がいるところに逃げ込むようにしましょう。普段から通勤や通学などでよく使う道は、どこに逃げ場所があるか把握しておきたいものです。

● 外出時には防犯グッズを
いざという時のために、防犯グッズを携帯しましょう。防犯ブザーを持っていれば、恐怖で大声が出せない時でも、周囲に助けを呼ぶことができます。さらに、屋外用携帯緊急通報システム「ココセコム」を携帯しておけば、周りに助けてくれる人がいない場所でも、ボタン一つで身の危険をセコムに知らせて対応してもらうことができるので安心です。

● 女性の一人暮らしを悟られないようにする
まずは女性がそこに住んでいることを知られないようにしましょう。女性らしい可愛いレースのカーテンやぬいぐるみなどを窓周りに置かない、洗濯物は部屋の中に干すなど、ちょっとした心がけで対策はできます。
また、部屋に誰もいなくても「ただいま!」 と声を掛けてから入るようにするなど、同居人がいるように装いましょう。

● 玄関や窓はカギ掛けの徹底を
出かけるときや就寝時はもちろん、在宅時も必ず玄関にカギをかけ、目の届かない場所にある窓ガラスも施錠するようにしましょう。この時大切なのは、「ワンドア・ツーロック」。できれば、玄関ドアも2つ以上の錠を取り付けたいですが、窓ガラスには、手軽に購入できて、取り付けも簡単な補助錠をつけることをオススメします。また、急な来訪者があった時は、チェーンをかけたまま対応する方が良いでしょう。

● 個人情報が漏れないように注意
クリスマスパーティー・忘年会・新年会などの宴会や、仕事やアルバイトを通じていろいろな人と交流するのは楽しいものです。ただ、安易に自分の住んでいる場所や携帯電話の番号を人に教えることがないようにしましょう。

今回ご紹介した対策は、すぐにできる手軽ものばかりですが、お手軽だからと言って侮れません。防犯対策は、ちょっとした心掛けや行動から始まります。「いつもと違う」と少しでも感じたら、家族や周りの友達に相談したり、早めに警察に通報するようにしましょう。

今回紹介された商品は・・・

屋外用携帯緊急通報システム「ココセコム」
GPSと携帯電話の基地局の電波を使った屋外用携帯緊急通報システム。人やカバンなどの位置検索ができるほか、非常時には、通報ボタンを押すだけでセコムのココセコムオペレーションセンターに通報され、必要に応じてセコムの緊急対処員が現場に急行します。

屋外用携帯緊急通報システム「ココセコム」

窓用補助錠「ワンタッチ・シマリ」
サッシ用簡易補助錠。 シールをはがして貼るだけの補助錠です。簡単操作(ポンと押すだけ)で窓ガラスの戸締りを強化できます 。

窓用補助錠「ワンタッチ・シマリ」

防犯ブザー
緊急時に大声が出せない時でも、周囲に助けを求めることができます。最近ではキャラクターや可愛いデザインのものもあるので、通勤・通学バッグに。

防犯ブザー