医療情報サテライト

Vol.34 ソケイヘルニアとは?

監修/黒崎哲也先生
ソケイヘルニアとはどのような病気なのでしょうか?


~下肢静脈瘤とは?~
俗に言う“脱腸”のことです。
子供にだけに起こる病気だと勘違いしている方もいますが、40歳以上の男性にも多く起こる傾向があります。また、男性だけでなく女性にも起きる病気です。



立った時やおなかに力を入れた時、太ももの付け根付近が“ぷっくり”と膨らむような症状が見られたら、ソケイヘルニアの可能性があります。
最初はピンポン玉くらいだったものが、時間とともに大きくなり、コブシ大になることもあります。そして最大の特徴は手で押さえたり、寝転がってしまうと引っ込んでしまうことです。飛び出しているときに“違和感”や“軽い痛み・重い痛み”を感じる方もいますが、通常は飛び出すこと以外の症状はありません。
ただし、「かんとん」といって、いままで押せば引っ込んでいたものが、引っ込まなくなり痛みを伴うようになる場合もあります。
女性の場合、膨れるという症状より、痛みのほうが強く現れることもあります。


ソケイヘルニアとは?
ソケイヘルニアとはどのような病気なのでしょうか?
ソケイヘルニアの原因とは?
ソケイヘルニアの治療とは?
黒崎哲也先生プロフィール

黒崎 哲也(くろさき てつや)先生プロフィール
黒崎 哲也(くろさき てつや)
医療法人社団あんしん会
四谷メディカルキューブ 一般外科
医学博士
日本外科学会専門医
日本消化器外科学会認定医
日本大腸肛門病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医

【略歴】
 筑波大学医学部卒業
 東京厚生年金病院 外科
 東京慈恵会医科大学 外科
 Louis-Pasteur大学
    EITS(European institute of tele-surgery) clinical fellow
 明徳会 総合新川橋病院

【所属学会等】
 日本外科学会
 日本消化器外科学会
 日本大腸肛門病学会
 日本消化器内視鏡学会
 日本消化器病学会
 日本内視鏡外科学会