ほっとひと息 健康らんど

Vol.44 歯周病

2.検査・治療
 歯周病はどのようにして診断されるのでしょうか。
 医療機関や状態により、検査内容は異なりますが、以下のような検査により診断されます。

●歯周ポケットの深さ
●歯の揺れ具合
●歯垢の付着状態
●噛み合わせ
●歯垢の細菌検査
●歯槽骨のレントゲン撮影
 どのような治療になりますか。歯科治療は長くかかるイメージがありますが、どの位通院が必要でしょうか。
 まず治療の一つとして、歯垢や歯石の除去が必要になります。それ以外に、状態に応じて薬を使用する場合があります。要因となる疾患がある場合は、その治療が必要となりますし、並行して日常生活を見直すことも大切です。このような治療をしても炎症が続く場合は、外科的な治療を検討することになります。
 通院期間は、歯肉炎や歯周炎の程度によっても大きく異なります。症状が進行している場合は、年単位になることもあります。
 治療終了後、何か注意することはありますか。
 治療終了後も、歯垢や歯石がたまると、歯周病が再発する可能性があります。日頃から正しい歯磨きを行い、規則正しい日常生活を心がけることが大切です。また、再発予防や歯周病の早期発見のために、定期的に歯科受診することをお勧めします。

※Vol.43 歯・口の健康 3.健康に保つための注意事項 参照
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