ほっとひと息 健康らんど

Vol.35 自律神経について

2.日常生活での予防法
 自律神経は、身体の基本的な機能調節を行っているわけですから、支障を来たすと様々な症状が現れるのでしょうね。
 部位別に症状が出現するほか、全身症状・精神症状が出現する場合もありますが、症状の現れ方は様々です。
 症状や病気との関係については、次の機会に説明しますが、注意しなければならないのは、何か気になる症状が出現した場合に、自身で「自律神経の乱れ」と判断せず、まず病気が原因でないか診察を受ける必要があるということです。
 では、「自律神経の乱れ」を予防するにはどうすれば良いか教えて頂けますか。
 最大の原因とされるストレスと上手に付き合うこと、規則正しい生活を心がけることが大切になります。
<日常生活での予防法>
ストレスと上手に付き合う・ストレス解消
  物事の捉え方・考え方を変え、自分に自信を持つ
  前向き・肯定的・楽観的な考えを持つ
  一人で抱え込まず、誰かに相談する
  ストレス解消方法を見つける
  音楽鑑賞・読書・運動など
規則正しい生活
  充分な睡眠を取り、早寝早起きを心がける
  食事時間を一定にする
適度な運動
  定期的に運動を行い、運動不足を解消すると共に生活のリズムをつける
食生活の見直し
  偏食せず、1日3食きちんと摂取する
  過剰な糖分・脂肪分の摂取を控え、バランスの良い食事を心がける
  刺激物・アルコール摂取は控えめにする
入浴
  38~40℃程度のぬるめの湯で入浴をする
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