ほっとひと息 健康らんど
Vol.27 これって病気?(しゃっくり編)
【Q】 しゃっくりの出る原因が病気の事もある?
『NO』
×不正解
しゃっくりは横隔膜(胸部と腹部を隔ている筋肉の壁)が痙攣を起こし、気管内に急に空気が吸い込まれ、声帯筋が収縮して出る音を言います。運動障害の一つです。
通常は数分間続いた後に自然に止まりますが、長時間続いたり、頻繁に出る場合には何らかの器質的疾患が隠れている可能性もあります。一度、病院で診て貰いましょう。
『新生児・乳幼児がしゃっくりを起こす原因』
◎
呼吸機能が未発達の為。
◎
母乳やミルクを飲む際に空気も一緒に飲み込んでしまうので、入った空気を出す為にしゃっくりが出る。
※
新生児のしゃっくりは心拍数が多い為、横隔膜の痙攣が細かく、しゃっくりの間隔も短いと言われている。
『成人がしゃっくりを起こす原因』
◎
過食、早食い
◎
アルコールの過剰摂取
◎
過度の喫煙
◎
精神的ストレス
◎
原因不明 など。
『しゃっくりを止める方法(一般的な)』
<新生児・乳幼児>
◎
苦しがったり、泣いていなければ無理に止めようとしなくても良い。
◎
ミルクや母乳を飲ませる。
◎
オムツが濡れていれば交換する。
(濡れているのが刺激になっている場合がある)
<成人>
◎
深呼吸した後、吸気後に呼吸を止める。
◎
くしゃみを誘発させる。
◎
胸に手を当てる。
◎
コップ1杯位の氷水を飲む。
◎
舌を軽く引っ張る。
※
上記は一般的に言われている方法であり、残念な事に絶対に止まる方法ではありません。
<正解ページもご覧下さい!>
>ほっとひと息 健康らんど トップに戻る