ほっとひと息 健康らんど

Vol.22 小児の水虫(白癖)と頭じらみ

【Q 1】 小児でも水虫になる?

『NO』

×不正解

A. 冷暖房の普及で住宅の密閉度が高くなった為に通気性が悪くなり、白癬菌が繁殖しやすい環境になった事や、小児でも最近では革靴など履くようになった事が原因で水虫(足白癬)が増えています。


症状
 ・ 趾間型
足の趾の間の部分の皮膚がカサカサになり剥けたり、赤くなり強い痛みを伴う。
 ・ 小水疱型
足の裏や側面に小水疱が出来、痒みを伴う。
 ・ 角質型
足の裏全体が厚くなり、かかとにひび割れが出来る。
痒みはあまりない。


合併症
 ・ 爪白癬
水虫を治療しないと爪に感染する。
治るのに時間がかかるので、爪白癬にならないように、水虫をしっかり治療する。
 ・ 二次感染症
趾間型に起こりやすい。
ジクジクしているところから細菌が入り、細菌感染を起こす。足全体が腫れたり、足の付根のリンパ腺が腫れたりする。
熱が出たり、倦怠感が起きる時もある。


 
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