ほっとひと息 健康らんど
Vol.21 小児の胃潰瘍と中垂炎
【Q 1】 幼児でも虫垂炎(盲腸)になる?
『NO』
×不正解
A.
小中学生に多い病気ですが、最近では2~3歳頃から見られるようになりました。
中学生と違い、幼児では症状を的確に訴える事が出来ません。
保護者の観察力や判断力が必要になります。
小児の症状・・・
①
右下腹部痛
最初から右下腹部痛が起きるとは限りません。
だいたいは上腹部痛(おへそやみぞおちの辺り)から始まり、時間と共に下腹部痛に移行していきます。
②
嘔吐
①の経過中に嘔吐が現れます。
③
発熱
時間と共に微熱~37.5℃位の熱が出ます。
炎症性疾患なのでだいたいが発熱を伴います。
幼児の症状・・・
①
不機嫌
ぐずって泣いたりします。
②
食欲低下
③
嘔吐
食べ物や胃液などを吐きます。
炎症が悪化すると・・・
①
腹痛
右下腹部痛から腹部全体が締め付けられるような痛みに変ります。
軽く触るだけで飛び上がるような痛みが出てきて、背中を丸めないと歩けないような状態になります。
②
高熱
38.0℃以上の熱が出てきます。
③
腹満感
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