ほっとひと息 健康らんど

Vol.20 病院の受信の仕方

1.受診する前、受診する時
 今日、一緒に勉強してくれるのは5ヶ月の女の子、ナツミちゃんのママです。
 子供は4~6ヶ月を過ぎると母体からの免疫が殆どなくなる為、初めて病気を経験する時期になります。
 今日は病気になった時に病院へ受診した際、困らず的確に症状を伝える為にはどのような事に注意したら良いか一緒に勉強しましょう。
 こんにちは、よろしくお願いします。
うちの地域は地方のせいか、元々小児科が少ないのです。
 夜、病気になった時、慌てないようにするにはどうしたら良いですか?
 そうですね、夜になると保護者の方も不安が強くなりますよね。そんな時に慌てない為にいくつかの事を憶えておいて下さい。
 子供は急に具合が変る事もありますが、昼間に症状が出ている場合はなるべく昼間に主治医に診て頂くようにしましょう。
 夜間に急に受診が必要になった時に慌てるのはかかりつけの病院が夜間診察をしていない場合だと思います。そのような時の為に夜間受診出来る病院を予め、知っておく必要があります。
《夜間受診出来る病院を調べておく》
市区町村などのホームページにその日に受診可能な一次対応の出来る小児科が掲載されている。(時間確認を忘れない)
市区町村のお知らせなどで今週の当番医などが掲載されているので必ず見ておく。
近くに小児科専門医が夜間対応しており、更に二次救急対応出来る病院を把握しておく。
受診の際には必ず事前に電話する必要があります。緊急の対応をしている時などはすぐに診て頂けない場合もありますので待ち時間などの確認をしておくと安心でしょう。
 病院に受診する際にはどのような物を持って行った方が良いか分かりますか?
 健診時に持っていくように『母子手帳』も持って行った方が良いのでしょうか?
病院に行く際には以下の物を持って行くようにしましょう。
母子手帳
健康保険証
着替え(脱がせやすい服装で行く)
服薬している薬がある場合は薬袋や薬そのものを持って行き、見せる
ビニール袋(吐いた時の為)
お金(夜間などの場合は預かり金という形をとる場合がある)
飲み水(子供用イオン飲料水など)
お菓子などは持って行かない
 分かりました。慌てないようにメモしておきます。
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