ほっとひと息 健康らんど

Vol.3 小児の応急処置

【Q 2】火傷にはアロエを塗ると早く良くなる?
『YES』

×不正解
A:アロエの他にも味噌や油、マヨネーズなどを塗るのは、ばい菌が体の中に入って感染を起す原因になります。やけどの範囲が深く広がってしまう原因にもなりますので、絶対にやめて下さい。
  それ以外にも・・・
水ぶくれを無理やり破らない。
   水ぶくれも自然に破れるのなら仕方がないですが、無理やり針を刺して破ったりしないで下さい。そこからばい菌が入って化膿する恐れがあります。水ぶくれが破れてしまった時は清潔なガーゼなどで覆い、病院に行きましょう。
   
汚い手で触らない。
   これもばい菌が体の中に入り、感染を起こす原因になりますのでやめましょう。
   
服を無理やり脱がせない。
   服の上からやけどを負った場合、無理やり服を脱がせようとしないで下さい。服とくっついた水ぶくれが破れてばい菌が入ってしまいます。
★低温やけどにも注意!
 使い捨てカイロや湯たんぽ、ホットカーペットなどで低温やけどを起す子供が増えています。 ホットカーペットの上でうっかり昼寝をして気がついたらほっぺが真っ赤になっていた!なんて事はありませんか?低温やけどは見た目より意外と傷が深い場合がありますので、冷やした後、大きさに関係なく病院に受診するようにしましょう。
※家庭で子供がやけどをしない為の予防対策
お湯の出るポットは忘れずにロックし、子供の手の届かないところに置いて下さい。
テーブルの上に熱湯や鍋などの高温の液体が入った物が置いてある時は、手が届かないようにし、テーブルクロスなどを引っ張ってこぼさないようにして下さい。
ストーブなどは直接触れないように工夫し、ファンヒーターの場合は熱風に注意して下さい。
アイロンは使い終わったら子供の手の届かないところに置いておくようにしましょう。
浴槽には必ず蓋をして下さい。一緒にお風呂に入る時も温度に注意しましょう。
壁のコンセントにはカバーをして下さい。
カイロ、ホットカーペット、湯たんぽ、電気毛布などで低温やけどをするのを防ぎましょう。
★応急処置の仕方については正解ページを御覧下さい!
 
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