【厚生労働省からのお知らせ】新型コロナウイルス感染症を踏まえた市民による救急蘇生法について
平成28年に発表された「救急蘇生法の指針2015」について、今般の新型コロナウイルス感染症の流行の状況を鑑み、厚生労働省から追補版が示されました。
厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000123022.html
【概要】
- 新型コロナウイルス感染症が流行している状況においては、すべての心停止傷病者に感染の疑いがあるものとして対応する。
- 成人の心停止に対しては、人工呼吸を行わずに胸骨圧迫とAEDによる電気ショックを実施する。
- 子どもの心停止に対しては、人工呼吸を行う意思がある場合には、人工呼吸も実施する。
【具体的手順】
- 傷病者の顔と救助者の顔があまり近づき過ぎないようにする。
- 胸骨圧迫を開始する前に、ハンカチやタオルなどはあれば傷病者の鼻と口にそれぞれかぶせるようにする。