防犯 2024年03月06日

第399回 「置き引き」に要注意

少しずつ暖かくなり、今年も全国各地で春のイベントが開催されることでしょう。お花見やお祭りなど、楽しみですね。
海外からの観光客も増えており、さらに多くの人出が予想されます。
多くの人が集まる場所では「置き引き」に注意が必要です。
「置き引き」の被害にあわないよう、対策をまとめます。

「置き引き」の被害が多いのはどんな場所?

置き引きとは、他人の荷物を持ち去る犯罪行為です。
荷物を置いたままその場を離れた後に荷物を持ち去るほか、持ち主の目が離れた一瞬のすきをついて盗み去るケースも多発しています。
置き引きが起きやすい場所を覚えておきましょう。

【ココに注意!置き引きが発生しやすいシチュエーション】
・駅構内や空港
チケットの発行や運賃の支払い、お土産の購入など、荷物をその場に置く機会が多く、そのすきが狙われます。
不特定多数の人が往来するので、人混みに紛れやすく、逃走も容易です。

・電車、バス、新幹線などの公共交通機関のなか
長距離移動で眠ってしまうなど、自分の荷物を無防備にさらすことも少なくありません。
混雑していると周囲からの死角もできやすいので注意が必要です。

・居酒屋やファミレスなどの飲食店
トイレに行く、ドリンクバーを取りに行くなど、わずかな時間とはいえ荷物を置きっぱなしにすることはないでしょうか。
がやがやした雰囲気も、犯行に気づかれにくい要因になりかねません。

・ホテルや旅館
チェックインやチェックアウト、食事中など、つい荷物から目を離してしまうケースはないでしょうか。
のんびりリラックスして過ごす場だからこそ、気のゆるみが生じてしまう可能性もあります。

・海、川、キャンプ、お花見などの屋外イベント
開放的な気分になり、注意力も散漫になりがちです。
ロッカーなどがない場合が多く、その場に荷物を放置しなければならないケースもあるので、注意が必要です。

・映画館
上映中は、映画に集中しているため、特に他人の動きに気づきにくいです。
暗闇であることも犯行を容易にしています。

置き引きの被害を防ぐポイント

置き引き犯は、持ち主の油断や無防備さを狙っています。
わずかな時間でも、荷物を置いてその場を離れるのはNGです。

荷物を使っての場所取りも、できるだけ控えましょう。
あなたにとって「価値のない」もので場所取りをしているのかもしれませんが、置き引きする側にとって「価値のあるもの」なら盗まれてしまいます。

カフェなどで座席に座っているときも油断は禁物。
荷物のそばにいても、スマートフォンや本に集中しているとすきが生じます。
視界から外れる場所には貴重品を置かない、バッグは膝のうえに置くなど、自分の荷物の管理をしっかりおこないましょう。特に海外では背中側(椅子の背もたれ側)に置かないこと。
荷物を足元に置く場合は、両足ではさむか、足が触れる場所に置くようにしましょう。

置き引きの被害にあうと、荷物が奪われるだけではなく、スマートフォンや財布、手帳などから個人情報が盗まれてしまう可能性もあります。
同時に鍵を盗まれ自宅を特定されると、さらに大きな被害につながりかねません。

置き引きの防犯対策で重要なことは「目を離さないこと」。
すきをつくらないように気をつけましょう。

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置き引きとともに、スリやひったくりにも注意が必要です。
帰宅するまですきのない防犯女子を目指しましょう!

【ココがポイント!スリ、ひったくり対策】
・荷物はなるべくコンパクトに
複数のバッグや大量の荷物を持ち歩くと、管理しきれず、なくなったことに気づかない可能性もあります。
外出時の荷物は、肌身離さず身に付けられるバッグがおすすめです。
ファスナーなどで口が閉まるタイプが良いでしょう。

・貴重品は体に密着させて携帯する
ポケットに入れた貴重品は盗まれるリスクが高まります。
財布、スマートフォン、鍵など、貴重品はコンパクトなショルダーバッグやサコッシュなどに入れ、できるだけ体に密着させて携帯すると安心。
バッグは体の前に来るように持ち、人混みでは手を添えておくなど盗難対策を意識した持ち方を心がけましょう。


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