防災・防火 2024年02月07日

第397回 「防災ポーチ」で日頃の災害対策を

「自宅に備蓄品や非常用持ち出し袋を用意している」という人は多いと思います。けれども自宅にいるときにだけ被災するとは限りません。外出先で被災することも考えられます。
今回のテーマは、いつでも持ち歩ける災害の備え「防災ポーチ」について。防災ポーチに入れておきたいものや、アイテム選びのポイントなどをまとめます。


【防災ポーチとは】

防災ポーチとは、非常時に欠かせない最低限のアイテムをまとめたポーチのこと。
外出先でも、常に携帯できるようにしておくことがポイントです。自宅以外で被災する可能性もあるので、被災直後をより安全に過ごすためのポーチといえます。

防災のための3段階の備えとは

防災には、3段階の備えがあります。

0次防災...外出先での被災に備えて最低限の防災グッズをいつも携帯する
1次防災...3日分程度の防災グッズをまとめた非常用持ち出し袋を用意し、安全な場所にすぐにもって逃げられるようにしておく
2次防災...3日~1週間程度の水や食料、非常用トイレなどを自宅に備蓄しておく

防災ポーチの携帯は「0次防災」に該当します。

通勤や通学など、普段使っているバッグのなかに入れておいても邪魔にならない、持ち歩いても気にならないことが肝心。
なるべくコンパクトにまとめられるよう、厳選した「自分にとっての必須アイテム」を防災ポーチに入れましょう。

「防災ポーチ」には何を入れるべき?

防災ポーチの中身は、「もしも●●にいるとき地震が起きたら...」と自分なりにイメージして用意するのがポイント。
屋外だけではなく、エレベーターに乗っているときに閉じ込められるような事態もあり得ますよね。

必要なものは、人それぞれです。
防災ポーチに入れるアイテムの一例を紹介します。

□ 災害・避難カード(氏名・生年月日・家族の連絡先などを記載したカードのこと)
□ 筆記用具
□ 氷砂糖や飴など
□ 非常用トイレ
□ マスク
□ ホイッスル
□ アルミブランケット
□ アイマスク
□ 使い捨てカイロ
□ 除菌シート、汗拭きシート
□ 歯磨きシート
□ ポケットティッシュ
□ ビニール袋
□ モバイルバッテリー、充電コード
□ 現金(硬貨や千円札)
□ 大判のハンカチ(煙やほこり対策、包帯にもなる)
□ 絆創膏
□ 常備薬やコンタクトレンズ
□ 生理用品

防災ポーチは「0次防災」なので、安全な場所に移動するまでに必要になりそうな最低限のアイテムに絞りましょう。
自分なりのシミュレーションで、自分に必要なものを厳選してください。

普段から携帯しているものならわざわざ防災ポーチに入れなくても良いですし、短時間でも不足すると困るものは「防災ポーチに予備を入れておく」という考え方もありますよね。

また災害発生直後は、飲み物を確保できない可能性があります。
普段から水筒に飲み物を用意しておくのがおすすめです。
その日飲むために買ったペットボトル飲料を持ち歩くのも良いですね。

「防災ポーチ」をつくるときのコツ

普段から持ち歩く防災ポーチは、サイズや重さが大事。
アイテムを選ぶときも、「持ち歩けるかな」「ポーチに入るかな」と考えてみてくださいね。

【ポーチの選び方】
防災ポーチにする入れ物は、持ち歩きやすいよう軽くてかさばらないものを。
丈夫で耐水性のあるものだと安心です。
おすすめは、中身が見える透明なタイプ。どこに何が入っているかがすぐにわかるので使い勝手が良く、非常時にも慌てずに済みます。

【アイテムの選び方】
防災ポーチは日頃から持ち歩くものです。無理しないことが大切。
多くのものを詰め込むと、重くて持ち歩きたくなくなる可能性があります。

防災ポーチには、重くて大容量のモバイルバッテリーより、容量は少なくても軽量なもののほうが適しているかもしれません。

食べ物を入れておくなら、溶けにくいものを選ぶと良いです。
キャンディやチョコレートは外気温の影響を受けやすく、変形してしまうこともあります。
入れっぱなしにせず、定期的に食べて新しいものを入れ替えるなど、ローリングストックの考え方を防災ポーチにも取り入れてみてください。

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「防災ポーチ」として、市販のものもあります。
中身をチェックして「自分にとって必要かどうか」を見極め、もし不足しているグッズあればカスタマイズしていきましょう。

ぜひ自分だけの「防災ポーチ」をつくり、持ち歩きましょう。


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