健康・医療用語辞典 ~W~
WHO(世界保健機関)
World Health Organizationの略で、1945年サンフランシスコ会議で構想が提案され、1948年国際連合の専門機関として発足しました。日本は1951年に加盟国となりました。
「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」(WHO憲章第1条)を目的に掲げて、世界各国の伝染病対策・衛生統計・各種基準作成・医薬品供給・医療技術協力・研究開発など広範囲の保健活動を行っています。
また、憲章で提唱されている健康の定義は「健康とは、単に病気でないとか虚弱でないというのではなく、身体的にも精神的にも社会的にも良好な状態をさす」というものです。健康という状態を考えるときの概念となっています。