健康・医療用語辞典 ~M~
Mg(マグネシウム)
神経や筋肉の機能に不可欠で、糖の代謝にも重要な働きをし、抗ストレス・ミネラルとしても知られています。穀類、豆類、ナッツ類などに多く含まれます。
カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、ビタミンCの代謝に必要なミネラルで、神経や筋肉が効果的に機能するのに不可欠で、血中の糖代謝にも重要で、抗ストレス効果のミネラルとしても知られています。また、循環器系の健康を増進し心臓発作を予防し、カルシウムの沈着、腎臓結石、胆石を予防し、カルシウムと一緒に自然の精神安定剤として働きます。穀類や豆類、ナッツ類、濃緑色野菜やバナナ、海藻などに多く含まれ、所要量は15〜17歳の男性で290mg、同じく女性が250mg、成人男性が300〜320mg、成人女性が250〜260mg、許容上限摂取量が15〜17歳の男女で650mg、成人男女で650〜700mgとなっています。通常の食生活では欠乏や過剰摂取が問題となることはまれですが、欠乏すると痙攣や震えなどの症状が現れることがあります。