健康・医療用語辞典 ~や行~
薬物耐性
薬を長期的に用いる場合、初期と同様の薬物の効果を得るには用量の増加を必要とする現象が起こる場合があり、これを耐性の発現といいます。薬物自体の代謝・排泄が昂進する場合や身体自体の感受性の低下などによって生じる現象です。またこれとは逆に薬物の反復投与によって薬物に対する感受性が増強する事により、例えば薬を止めた後、数年以内に少量の薬物によって依存状態が速やかに再現されるといった逆耐性という現象もあります。
薬を長期的に用いる場合、初期と同様の薬物の効果を得るには用量の増加を必要とする現象が起こる場合があり、これを耐性の発現といいます。薬物自体の代謝・排泄が昂進する場合や身体自体の感受性の低下などによって生じる現象です。またこれとは逆に薬物の反復投与によって薬物に対する感受性が増強する事により、例えば薬を止めた後、数年以内に少量の薬物によって依存状態が速やかに再現されるといった逆耐性という現象もあります。