健康・医療用語辞典 ~た行~
テクノ依存症
テクノストレスの一種ですが、コンピュータの世界にのめり込みすぎて現実の社会生活、特に対人関係に支障をきたす状態です。アメリカの心理学者ブロード(Brod.C)は、テクノ依存症の症状として次のような状態をあげています。
(1)時間の感覚がなくなる(睡眠時間が減る、休日もコンピュータをする)
(2)人と接することを嫌うようになる(対人関係がわずらわしくなる)
(3)人を見下すようになる(人の反応はコンピュータのようには速くないのでコンピュータを万能と考える)
(4)自分の限界がわからなくなる(コンピュータの世界と現実との区別がつかなくなる)