健康・医療用語辞典 ~た行~

卵類

食用として流通しているのはほとんどが鶏卵で、その他にウズラの卵、アヒルの卵、また、最近では鵜骨鶏の卵などが見られます。特に鶏卵と鵜骨鶏の卵はたんぱく質のアミノ酸組成が理想的で、安価で理想的なたんぱく質の供給源となっており、ひとりあたりの消費量は鶏卵に換算して年間400個にも上る食品です。
コレステロール値が高い人は1週間に3個までという説もありますが、最近はそれほど神経質になる必要もないともいわれていますし、減量中といえどもたんぱく質の補給は大切ですから、良質なたんぱく源として卵は貴重な存在であるともいえます。
ただし、生卵やゆで卵、ポーチド・エッグに比べ、目玉焼きにすると調理用油を使う関係で約50Kcalほどカロリーが増えてしまいますから、減量に取り組んでいる時には卵の調理法には注意する必要があります。

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