健康・医療用語辞典 ~さ行~
赤血球
血液を構成する固形分の血液細胞の一つです。赤血球以外には白血球、血小板があります。
貧血とは、血液中の赤血球の数が少なく、赤血球の中にあって酸素を運ぶ働きをしているヘモグロビンという赤い色素の濃度が低い状態をいいます。赤血球の数が少ない原因にはたんぱく質の摂取量が少ない、激しい運動で赤血球が壊れてしまう、正常な赤血球をつくるために必要なビタミンB12や葉酸が足りないなどといった理由が考えられます。生後7ヶ月以降赤血球は主に骨髄でつくられ、約120日の寿命で常につくりかえられています。正常値は静脈血で男子380〜530万/μl、女子330〜470万/μlです。