健康・医療用語辞典 ~さ行~

シスチン

牛肉や羊肉、牛乳、小麦粉などに含まれる含硫アミノ酸(イオウを含む)の一種で、傷の治りを早めたり、ブドウ等の代謝を促進するなどの作用があります。また、体内で代謝されるとイオウを出して、それが他の物質と結合することで解毒作用をするため、活性酸素や有毒金属の害からからだを守ります。また、治療を目的として、シスチンを摂取することによって、X線、放射線の害も防げることが、研究によって明らかにされています。

閉じる