健康・医療用語辞典 ~な行~

ヌクレオシド(ヌクレオチド )

ヌクレオシドはアデニンなど塩基といわれる物質とリボースなどの糖がくっついたもののことをいい、それにリン酸がくっついたものをヌクレオチドといいます。
ヌクレオチドは、人ばかりでなく生物にとって、その営みのもっとも基本的な営みの部分をなしております。たとえば、遺伝子のことをDNAといいますが、これもヌクレオチドであり、その他、細胞内でたんぱく質を合成するRNA、エネルギーの素であるATP、細胞内のホルモンの伝達物質、酵素の働きを助ける補酵素などはヌクレオチドが基本となっています。

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