健康・医療用語辞典 ~な行~

尿素窒素(BUN)

腎臓の機能障害を調べる検査で、血液中のBUNの値を見ます。BUNとは、たんぱく質の燃焼によって窒素化合物という老廃物が残りますが、この代表的なものです。BUNは、糸球体というところでろ過され一部は尿細管で再吸収され残りが尿中に排泄されます。
腎臓の機能が低下すると、尿中への排泄がうまくいかずに血液中にBUNがたまってしまいます。本来は有害な老廃物は体外へ出されなければなりませんが、それがたまるので血液中の濃度(値)が高くなります。
そこで、血液中のBUNを測定すると腎臓のはたらきがどの程度なのかがわかります。
正常値は7〜19mg/dlです。

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