健康・医療用語辞典 ~な行~

肉類

一般に出まわっている家畜の肉はたんぱく源として優れている反面、やはり脂肪の割合が高いものが多いといえます。しかし、その脂肪が旨味のもとでもあるため、柔らかい霜降り肉やロース肉が好まれるのも事実です。
調理法もフライパンで焼く、炒める、揚げるなど調理用油を使うことが多いので、脂肪の摂り過ぎが減量にとって問題となりますから、できるだけ脂肪の少ないヒレ肉やモモ肉を選ぶ、鶏肉の皮はとる、食べる時に脂肪の部分を取り除く、煮たり蒸すなどして脂肪を落とすなどの工夫をすることも効果的です。
肉は栄養素の豊富な優れた食品ですから、減量中といえども全く食べないというのではなく、適量の肉は食べながらトータルの脂肪のエネルギー比率を20〜25%に抑えることが重要なのです。

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