健康・医療用語辞典 ~な行~
難病
国の難病対策では原因不明で適切な治療法が確立されておらず後遺症のおそれがあり死亡率が高い疾病で、更に、長期的で慢性の経過をたどるため経済的にも看護・介護にも人手を要する疾病と定義されています。そのため、特定の疾患について原因究明や治療方法の解明を目的として、平成13年5月現在、46疾患を対象に医療費の自己負担分について公費負担がおこなわれています。
子どもの難病については「小児慢性特定疾患治療研究事業対象疾患」に従って20歳未満(病気によっては18歳未満)を対象に公的負担制度が受けられます。
患者さんが公費負担制度を受けるためには、必要な書類(診断書ほか)を準備して住所を管轄する保健所で申請手続をとる必要があります。