健康・医療用語辞典 ~ま行~
網膜剥離
目の網膜が裂けたり丸い穴ができて、網膜の下に水が入り眼底から網膜が剥離(はがれる)することです。
原因は(1)外傷性のもの(2)続発性のもの(網膜血管の炎症や変性・眼の腫瘍など)(3)持発性のもの(強度の近視に合併する)があります。
前兆は、目をつぶっていても光が走るようにみえたり(光視症)、目の前に黒いすすのようなものが飛んでいるように見えたり(飛蚊症)します。発症した場合は、できるだけ早く裂け目や穴をふさぐ手術をすると、90%以上は治癒します。