健康・医療用語辞典 ~ま行~
むくみ(浮腫)
わたしたちの体重の60%は水分で、赤ちゃんは体重の70%〜80%の水分があります。
この水分は、細胞の内と外(細胞内液と細胞外液)にわかれています。さらに、細胞外液は血管の内と外に分かれており、血管内外の水分のバランスがくずれたとき、むくみが起こります。医学的には浮腫(ふしゅ)とよびます。むくみは一般的には、まぶたがはれぼったい・足の甲や向うずねを指で押すとくぼむなどの症状があります。
心臓病で起こるむくみは、主に下肢にみられ、急性腎炎では、初期からまぶたのむくみがあります。
体の一部分や片側だけむくむのは、血液やリンパの循環障害が考えられます。