健康・医療用語辞典 ~か行~

骨塩量

骨塩はカルシウム、リン酸、炭酸、クエン酸イオンから成り立っていますが、主としてヒドロキシアパタイトの結晶の形で存在しています。これは、人体の硬組織(骨、歯のエナメル質や象牙質)を作っているものです。
骨密度の測定には、骨の単位当たりの骨塩量をみますが、測定方法にはいくつかの種類があります。
現在、一般的なものはX線撮影によって濃度を測定する方法やデキサ法(DEXA法)という二重エネルギーX線吸収法で高・低2つのX線を照射して吸収の度合いを判定するなどがあります。

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