健康・医療用語辞典 ~か行~

血漿(けっしょう)と血清(けっせい)

血液を採血して常温でしばらく放置しておくと血液は固まって(凝固)きます。これを遠心器にかけると、下に赤血球などが沈殿し、上部に薄い黄色い液体がたまります。この液体成分が血清で、たんぱく質などを含んでいます。血漿は、採血した血液に血液凝固阻止剤を加えて遠心分離した上澄みの液体成分です。血漿から線維素を除いたものが血清ということになります。

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