健康・医療用語辞典 ~か行~

グリシニン

グリシニンは大豆タンパクの約50%を占める成分です。大豆のたんぱく質は植物性のたんぱく質の中ではきわめてアミノ酸スコアも高く、利用効率の高いたんぱく質といえます。その上、動物性のたんぱく食品と比べて低脂肪で、コレステロールの排泄を促したり、血中の中性脂肪の濃度を下げるなどの点で注目されています。また、大豆に含まれるイソフラボンは更年期障害の予防や、がんの予防などの点で注目されていますから、グリシニンを主成分とする大豆食品を積極的に摂ると良いでしょう。

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