健康・医療用語辞典 ~は行~

本態性高血圧症

高血圧症には、腎臓の病気やある種のがんのように原因が明確な高血圧症(2次性高血圧症)と原因がわからない高血圧症があります。高血圧症の多くは原因不明の高血圧症で、これを本態性高血圧症といいます。本態性高血圧症は遺伝の影響が大きいことがわかっており、両親とも高血圧の場合、子供の60〜65%くらいの割合で、片親が高血圧症の場合、30%くらいが高血圧症になります。しかし、高血圧症は、生活習慣の影響が大きく、遺伝といっても、塩辛いものが好きになるという遺伝的な要因もあるので、生活習慣の改善によって高血圧症はかなり予防改善できます。

閉じる