健康・医療用語辞典 ~は行~
母子感染
母子感染とは母親から子どもへ直接感染することで、垂直感染ともいいます。母子感染の経路は出生前の子宮内での胎内感染では、風疹ウイルス・トキソプラズマ・HIV(AIDSウイルス)などがあります。出産時の産道からの血液感染には、B型肝炎ウイルスがあります。出生後の母乳感染ではHIV(AIDSウイルス)などです。
1986年から、母子垂直感染による子どものB型肝炎キャリア化(感染している状態)を予防するため、ウイルス保有妊婦から生まれる子どもにはワクチンを接種する制度があります。