健康・医療用語辞典 ~は行~

鼻中隔湾曲症

鼻中隔(びちゅうかく)とは鼻のあなを左右に分けている壁のことです。正常の人でも完全に対称ではなく、左右どちらかに曲がっていますが、湾曲が僅かなため、鼻づまりを起こすことはありません。しかし、極端に曲がっている人は、左右どちらかの鼻がつまってしまっていることがあり、その症状を鼻中隔湾曲症と言います。そのため口で呼吸をするようになり、咽頭部の乾燥、頭重、集中力の不足、注意力散漫、いびき、眠りが浅くなるなどの弊害が起こります。

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