健康・医療用語辞典 ~は行~

パッチテスト(貼付試験)

これから使用する化粧品や洗剤など種々の物質が皮膚に安全かどうかを調べ、主に遅延型(反応が現われるのに時間がかかる)カブレを予防するために行われるテストのことをパッチテスト(貼付試験)といいます。
化粧品(香粧品)で行われるパッチテストには、その目的によっていくつかの種類がありますが、通常、オープンテストと単純パッチテストが行われます。また、通常のパッチテストでは陰性であるけれども、光に当たったときに初めて反応が現われる物質を検査するためのテストとして、光パッチテストという方法もあります。
通常行われるパッチテストは、テスト用絆創膏裏側の円形の布に検査する物質を塗り、背中に24〜48時間貼付し、絆創膏をはがしてからおよそ1時間後の反応を見て判定します。

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