健康・医療用語辞典 ~は行~
白筋
骨格筋(運動をするための筋肉)は、大きく分けると3つの種類があります。一つが赤筋、もう一つが白筋で、3番目はその中間的な筋肉です。赤筋は、持久性の運動に都合のよい筋肉で、一方、白筋は、短距離走のように瞬発的に強い力を発揮するのに都合がよい筋肉です。
赤筋と白筋の割合は生まれながらに遺伝的に決まっています。赤筋の多い人は持久能力に優れており、白筋の多い人は瞬発力が優れています。よく「蛙の子は蛙」といいますね。かけっこの速い両親から生まれた子はやはり速い、どうもそのような能力は遺伝するようだ、ということです。