健康・医療用語辞典 ~あ行~

横隔膜

腹式呼吸を司るドーム状の筋肉性の膜のことで、(肺や心臓がある)胸腔と(肝臓・腎臓などの臓器がある)腹腔の間を隔てています。ドームの天井が下がるように横隔膜が収縮すると胸腔内は広くなるので陰圧になり肺に空気が流入する(吸い込む)ことになります。その反対の働きによって、肺内の空気が外に吐き出され(呼息)ます。これが、腹式呼吸です。

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