健康・医療用語辞典 ~あ行~
オレイン酸
オレイン酸はオリーブ油、キャノーラ油、米ぬか油、パーム油などに多く含まれる一価不飽和脂肪酸です。これは他の脂肪酸に比べ酸化しにくいという特徴があります。つまり体内で過酸化脂質をつくりにくいという特徴があるため、過酸化脂質が関与すると考えられる様々な疾病の予防にオレイン酸を含むオイルの使用が勧められています。地中海沿岸地方の人たちの死亡率が他のヨーロッパ諸国の人たちに比べ低いところから、オレイン酸を豊富に含むオリーブオイルを多用していることに注目が集まリました。酸化しにくい点から加熱調理には特にオリーブオイルが勧められています。