健康・医療用語辞典 ~あ行~

アセトアルデヒド

アルコールは最終的に炭酸ガスと水に分解されますが、その過程で生じる物質です。
アセトアルデヒド自体が悪心、吐き気、頭痛などを引き起こす物質で、体内のアセトアルデヒド濃度が上昇することは、悪酔いや二日酔いの原因のひとつです。アルコール→アセトアルデヒド→酢酸→炭酸ガス+水の経路で分解されます。アルコールの血中濃度の上昇に遅れて、アセトアルデヒドの濃度が上昇することになりますから、いわゆる悪酔い状態は時間を経てから発生します。

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