ほっとひと息 健康らんど

Vol.9 食中毒から子供を守る方法

【Q 1】 食中毒は夏だけでなく、1年中かかる?
『YES』

○正解
A:食中毒は一般的に気温が高くなり始めると発生しやすくなります。食中毒菌が増えるのに適した温度になるからです。ただし、食中毒は冬でも発生します。細菌性ではなくウィルス性の食中毒があるからです。食中毒に関しては、1年中予防が必要なのです。



~予防方法・台所の清潔~

まな板
 肉と魚用にまな板を分けて使いましょう。
 ①が無理な場合は肉や魚を使用した後は、熱湯消毒をしましょう。
 晴れた日には日光消毒すると良いです。
 週に1回は漂白しましょう。
 包丁傷には細菌がつきやすいうえに残りやすいので良く洗浄し、乾燥させるようにしましょう。


包丁
 食材が変る度に洗いましょう。
 柄の部分も充分に洗いましょう。食品を触った手で持つので意外と汚染されやすいのです。
 刃を差し込む部分は洗いづらいですが細菌の温床となりやすいので、細かいブラシで洗ったり、洗いやすい包丁を選ぶと良いでしょう。


布巾
 用途に合わせて、布巾を使い分けましょう。
 湿った布巾は細菌を繁殖しやすくします。その都度、洗剤で洗い、乾燥させましょう。
 漂白は洗剤を良く落としてからしましょう。
 煮沸消毒も有効的です。


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 使用前に充分にすすいでから、使いましょう。
 使用後に脂肪分が付着している場合は、脂肪分を完全に落とすようにしましょう。
 使用後は充分に汚水と洗剤を落とし、ぬるま湯を含ませて何度も絞ってから、乾燥させましょう。


食器
 使い終わった食器はすぐに洗いましょう。洗い桶につけるのは、却って細菌を増やす結果になります。
 水切りカゴは黒カビがつきやすいので、こまめに洗いましょう。
 完全に乾いてから食器棚に入れましょう。


 
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