健康予防医療コラム ~身体活動・運動~

トイレを活用したダイエット

トイレを活用したダイエット

 ダイエットには限りませんが、健康づくりの第一歩、それは意識の向上です。意識の向上がさらに進んで、無意識の中に健康になろうとする気持ちが植え込まれ、それが行動につながる、それが健康づくりを成功させるコツといってもよいのです。ダイエットでも意識から無意識への変化が大切で、太らないように無意識に行動をするようになればしめたもの。そのために、トイレの活用をお奨めします。
 まず、トイレにヘルスメーター(体重計)を置きます。また、体重の変化がグラフで目でみてわかるような記録紙をトイレの壁に張って下さい。
 そして、トイレに入ったときに体重を測り、グラフに記録していきます。実施することはそれだけです。それを続ければ、体重を増やさないようにしよう、減らすようにしよう、という無意識の気持ちが醸成されます。こうした方法は、セルフモニタリング法といって、健康づくりを行動に移すための有効性が科学的に証明された方法です。是非お試しあれ。

監修:生山 匡 先生
掲載日:2004年03月15日

TOPへ戻る