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あんしんコラム

まずは身近にできる対策から。「働く女性の安全委員会」のメンバーが対策をご紹介します。

第39回 痴漢対策万全で安心な通勤・通学を

こんにちは。新生活をスタートされた人は、新しい環境でいろいろな変化があって、週末はいい(?)疲れが出たのではないでしょうか。環境が変わるのは、新しい挑戦でもあり、新鮮で楽しいこともありますよね。でも、慣れない環境で自分が気づかないうちにストレスになっていることも。休日は、おもいっきりリフレッシュしましょう!

2011.4.11更新

この春から、初めて電車で通勤・通学を始めた方もいらっしゃるでしょう。転勤で今までとは違う路線を利用するようになった人もいらっしゃると思います。この時期は特に、通勤・通学の時間帯は、駅のホームやどの列車も混雑していますよね。そんな環境は、女性が痴漢に遭遇する確率がグンと上がっていることを知っていますか?新年度がスタートしたこの時期に、もう一度、痴漢対策をチェックしておきましょう。

痴漢が多い路線は?

下のグラフは、東京都内の痴漢摘発件数が多かった上位10 路線をまとめものです(2010年警視庁調べ)。これを見ると、朝の通勤や通学ラッシュ時に非常に混み合い、駅と駅の間隔が比較的長い路線で、痴漢が多発しているようです。

東京都内でなくても、皆さんのお住まいの地域で、駅と駅の間隔が長く、混み合う路線があるのではないでしょうか。そんな路線を利用している方は特に注意してくださいね。

近年、痴漢を撲滅しようと、鉄道各社ではさまざまな取り組みが行われています。たとえば、JRでは2009年12月から埼京線の車両に防犯カメラを設置し、痴漢摘発件数が3割も減ったそうです。また、京王電鉄も、2011年2月から京王線の車両に防犯カメラを試験的に設置しています。そのほかにも、女性専用車両を導入するなど痴漢防止対策をしてくれていますが、自分自身でも痴漢から身を守る対策を心がけましょう。

グラフ:2010年の都内痴漢摘発件数上位10路線(警視庁生活安全総務課まとめ)

今日から実践!痴漢対策のポイント

  痴漢対策については、防犯対策ファイル「痴漢対策」でも紹介しています。でも、ここでもう1度おさらいしておきましょう。

1.痴漢に遭いやすい場所を知っておく
通勤・通学のラッシュ時は、どの車両も混雑しがちですが、中でも痴漢に遭いやすい場所があります

・乗り降りの多いドア付近
・車両の連結部分の近く
・大きな駅の改札口に近い車両

こんな場所を選んで乗っている人もいらっしゃるのでは?ドア付近は、何かあればすぐに降りられるから!と思いがちですが、痴漢にとっても同じなんです。痴漢行為をした後、ドアが開いてからすぐに逃げることができるため、不審者にとっても都合のいい場所になってしまいます。また、車両の連結部分は、人目が届きにくく危険です。
  そして、乗り降りのときに便利な改札・階段に近い車両は、多くの人にとって便利なので特に混雑し、その混雑の中に痴漢がいる可能性もあります。このような場所は避け、女性専用車両やあまり混雑していない車両などを利用することをオススメします。

2.痴漢を寄せ付けない
  痴漢を避けるのと同様に、痴漢を寄せ付けない態度をとることも大切。たとえば、防犯ブザーをバッグの外側など、外から見える位置につけ、"警戒心の高い女性"ということを周りに示すこと。また、露出度の高い洋服は避け、新聞や参考書を持つなど、知的な女性を演出するのもいいでしょう。なにかあったら毅然とした態度をとられる・・・と不審者に思わせることが大切なのです。

  もし「痴漢かな?」と思ったら・・・まずは、バッグや傘などを動かして、さりげなく「気づいていますよ」と相手に知らせてみましょう。それでも痴漢行為が止まらないようなら、躊躇せず「やめてください」というか、防犯ブザーを鳴らしましょう。また、痴漢の洋服の色や指輪、時計などの特徴を覚えておくのも犯人逮捕に役立ちます。
  万が一痴漢被害に遭ってしまったら、ほかに被害者を増やさないためにも勇気を持って駅係員か警察に届け出ましょう。最近では、女性の駅係員や警察官もよく目にするようになりました。男性だと相談、話しずらい部分も、相手が女性だと安心して相談できますね。女性同士、力を合わせて痴漢被害を減らしていけるといいですよね。
  でも、まずは痴漢に遭わない対策をしっかりとするのがイチバン!

  新年度はスタートしたばかり。痴漢被害に遭って、不快な日々を過ごさないためにも、しっかり対策して、快適な毎日を過ごしましょう。