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byセコム「働く女性の安全委員会」

あんしんコラム

まずは身近にできる対策から。「働く女性の安全委員会」のメンバーが対策をご紹介します。

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第140回 【インタビュー】必見!スマートフォンに潜む危険と安全対策(2)

こんにちは。昨日は、二十四節気の寒露でしたね。霜が冷気によって凍りそうになるころということで、すっかり寒くなるはずが・・・・。改めて温暖化を感じました。学生時代を考えると、10月1日の衣替えが今ほど暑くはなかったような気がします。制服がブレザータイプだと、登校後に脱ぐことができますが、セーラー服タイプだと脱ぐこともできないし、この時期の冬服は大変だなあと、通学中の学生たちを見ながら感じました。
という私も社内では制服ですが、通勤時は、その日の気温に合わせて、自由に洋服が選べるので、学生さんよりは快適なのですよね。

2013.10.9更新

最近スマートフォンに買い換えたという人もいらっしゃると思います。前回のコラムでもお伝えした通り、スマートフォンは携帯電話の延長ではなく、持ち歩くPCと考え、しっかり対策を行いましょう。前回に引き続き、セコムトラストシステムズ(株)の浅野由里子さんに、スマートフォンの危険と対策について教えていただきました。

プロフィール
写真:セコムトラストシステムズ株式会社ネットワーク技術部 浅野由里子

セコムトラストシステムズ株式会社
ネットワーク技術部 浅野由里子

2008年4月、セコムトラストシステムズ(株)に入社。ネットワーク技術部に配属となり、「セコムあんしんネットワークサービス」などのWAN構築業務を担当。
社内のプロジェクトチーム"サイバー消防団"(※)のワーキンググループ「スマートフォンセキュリティ」に所属し、スマートフォン利用の安全性向上を検証する。

※サイバー消防団:セコムトラストシステムズのプロジェクトチーム。ウイルス感染やサイバー攻撃を受けた企業から要請があれば、24時間365日駆けつけ、適切な初動対処で被害を最小限に抑え、今後被害に遭わないために対策をする活動を行う。

ID・パスワード・メールアドレスを上手に使い分けよう

Q
スマートフォンもPC同様、情報の流出の危険性があるのですよね。自分でできる対策はありますか。
A
まずは、使用するサイトのIDやパスワードを使い分けてください。あるショッピングサイトの情報が漏えいした場合、ほかのサイトのIDとパスワードが同じだと、そちらで利用しているネット上の情報も漏えいする危険性も高まります。ネットバンキングを利用している場合、自分自身の財産も奪われかねませんので十分な注意が必要です。 また、登録するメールアドレスも使い分けたほうが良いでしょう。
Q
IDやパスワード、登録するメールアドレスは同じものを使用している方が多いと思います。サイトごとに変更すると、管理が大変そうなのですが・・・・。
サイバーセキュリティのプロとしてアドバイスしてくださった浅野さん
サイバーセキュリティのプロとしてアドバイスしてくださった浅野さん
A
ひとつずつメールアドレスやパスワードなどを変えると、自分でも覚えられなくて確かに大変かもしれません。そこで、おすすめなのが、"レベル別"で、IDやパスワード、メールアドレスを使い分けることです。

情報漏えい対策におすすめ、"レベル別"の使い分け

Q
"レベル別"というと、どのように使い分ければいいのでしょうか。
A
例えば、ネットバンキングやショッピングなど、自分の財産や金銭を扱うとても重要なサイト。それは、他では使用せず、複雑で推測されにくいパスワードに設定します。
複数のサイトを使っている場合は、他とは使い回ししないパスワードの設定をした方が安心ですね。
そして、SNS。公開範囲に気をつけることは、前回お話した通りですが、万が一情報が漏えいしても、芋づる式にパスワードを破られないよう、ネットバンクなどとは別のID、パスワードを設定できると良いと思います。
そして特に個人情報を登録していないサイトでは、重要度の低いサイト用のパスワードを設け、使いまわしても良いでしょう。
Q
「メールアドレスの使い分け」とは、どのように行うのですか。
A
家族や親しい友人用、ネットバンキングやショッピング用、そのほか情報収集用など用途別に使い分けるようにしてください。不審なアドレスや怪しい内容のメールが届いたら、すぐに削除や変更ができるようにしておきましょう。
このように、情報の重要度が高い順に、パスワードやメールアドレスを設定すると、万が一ひとつの情報が漏えいしても、他は守れます。複数のメールアドレスを簡単に利用できるという点では、インターネットのフリーメールを設定するのも方法のひとつです。インターネットは便利なサービスですから、用途別にメールアドレスを活用し、被害を最小限に抑えられる工夫をしましょう。
特に、ネットバンキングについては、被害が増大していますので、各金融機関から提供されるセキュリティ対策を利用し、振込み完了通知や前回のログイン日時に確認するなど、不正利用がされていないか注意するとともに、安全な環境で使用することが大切です。
セコムでは、安心してネットバンキングが利用できるサービスの開始を年内を目途に準備していますので、ご期待ください。

意外な盲点・・・機種変更時にも注意!

Q
機種変更するときに気を付けることはありますか。
A
スマートフォンからスマートフォン、携帯電話からスマートフォンへの機種変更の両方に言えることですが、もともと使っていたスマートフォンや携帯電話の情報は必ず消去しましょう。使っていた携帯電話を持ち帰ることもできますが、機種変更で引き取ってもらう場合は、物理的に破壊してもらうのが安心です。通信キャリアによっては、機種変更時に、目の前で穴をあけて情報を取り出せないようにしてくれます。
でも、持ち帰ったときに、データはそのままにして、お子さんたちのおもちゃのようになってしまったら同じことですね。
下取りの場合には、物理的に穴を開けるわけにはいかないので、データの削除についてしっかりとした対応をとってもらえるお店を選びましょう。
また、うっかりしがちなのが、SDカードです。マイクロSDカードなどを挿入したまま機種変更してしまうと、カード内の情報は他の端末で簡単に見ることができます。SDカードは機種変更前に取り出してください。
機種変更時は、新しい機種に意識がいきがちです。今まで使用していた機種は個人情報の宝庫ですから、必ず情報を消去してください。
Q
確かに、新機種に浮かれてしまいがちですよね。気をつけたいと思います。最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。
A
スマートフォンは便利で楽しいものですが、ぜひ危機管理意識を持ち、自分の身は自分で守ると認識していただきたいです。
"皆が持っているから""友達にすすめられて、楽しそうだから"と、軽い気持ちでスマートフォンを使用したり、アプリを導入したりするのではなく、その裏にあるリスクも知ったうえで、しっかり対策してください。
女性の視点と、サイバーセキュリティーのプロの視点から丁寧に答えてくださった浅野さん。毎日スマートフォンを使っていますが、改めて気を引き締めました。便利なものだからこそ、危険も知ったうえで対策し、「防犯女子的」楽しいスマートフォンライフを送りましょう。
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