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報道資料 2020年3月5日
セコム株式会社

− 「親の見守りについての調査」−
約8割が離れて暮らす親が心配と回答
具体的な見守り対策をしている人は4割以下
週に一度の電話が対策の主流

セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:尾関一郎)は、親と離れて暮らす全国の40代50代の男女500名を対象に「親の見守りについての調査」を実施しました。

本調査では親に対する心配事、見守りに関しての認識、見守りの手法、など、様々な項目に回答いただきました。

調査結果の概要
  • 1. 離れて暮らす親のことを心配している人は約8割。 親が独居の場合は、その割合がさらに高い。
  • 2. 親の見守りのために、対策をしていると答えた人は4割以下。
    週に1回程度の「定期的な電話」や「LINEやメール」が親の様子や安否の確認の主流。
  • 3. 見守りをしていない理由として、親がまだ元気な場合を除くと、「何をしたらいいかわからない」「先延ばしにしている」人が多い。
  • 4. 見守りサービスに求められるのは、「操作等の負担が少ない」「費用が安い」「緊急通報がある」。
  • 5. 親の日常生活に関する通知などをスマホで知る「ゆるやかな見守り」に7割以上が好意的な回答。
【調査概要】

「親の見守りについての調査」結果

1.離れて暮らす親と会う機会は年1回以下が3割以上、年2、3回以下も6割以上

親の状況や関係性を明らかにするために、70歳以上の親と離れて暮らす人を対象に親の世帯構成に関して質問した結果、「夫婦二人(44.8%)」、「独居(26.0%)」を合わせると、親だけで暮らす世帯が約7割である事が分かりました。また、親に会う頻度も年1回以下が36.2%となっています。

2.離れて暮らす親のことを心配している人は約8割

離れて暮らすご高齢の親に心配や気がかりなことがあるかを質問した結果、約8割の人が「ある」と回答し、多くの人が親を心配していることが明らかになりました。さらに、どのようなことが心配なのかを回答してもらったところ、94.0%が「病気やケガ・熱中症などの健康面」と回答しました。

また、本調査では親を心配するようになったきっかけや理由についても質問しました。

3.親の見守りのために何か対策をしている人は4割以下 主流は「定期的に電話」「LINEやメール」

親の様子や安否の確認など見守りのために、意識して行っていることがある人は4割以下という事実が明らかになりました。離れて暮らす親を心配に思っている人が約8割となった一方で、実際に対策をしている人は、半数を割る結果となりました。

親の見守り、「定期的に電話」「LINEやメール」が主流

また、親の様子や安否の確認のために、意識して行っていることが「ある」と回答した人を対象に、実際にどのように行っているかを質問した結果、「定期的に電話している(81.2%)」が最も多く、「LINEやメールなどでやりとりしている(36.6%)」が2番目に多い結果となりました。LINEやメールなど、高齢者に不向きと考えられがちなITの利用も多いという事実が明らかになっています。

また、本調査では「その他(5.2%)」と回答した人にも具体的にどのように行っているかを質問しました。

「電話」「LINEやメール」で連絡を取る頻度、最も回答が多かったのは「週に1回」

親の見守りとして「定期的に電話」と「LINEやメールでのやりとり」と回答した人を対象に、どのくらいの頻度で連絡を取っているかを質問した結果、どちらも4人に1人ほどが「週に1回」と回答しました。

4. 親の見守りを意識して行っていない理由は「必要性を感じない」「何をすればいいかわからない」

親の様子や安否確認を意識して“行っていない”人を対象に、その理由を回答してもらいました。「親はまだ元気なので必要性を感じない(23.3%)」が最も多く、続いて「何をしたらいいかわからない(21.4%)」「やろうと思いながら、先延ばしにしている(16.2%)」でした。手軽に確認できる方法があれば、現在親の見守りを意識して行っていない人でも、意識的に行動を起こすきっかけになりそうです。

5. 見守りサービスに求めることは、「操作等の負担が少ない」「費用が安い」「緊急通報がある」

離れて暮らす親を心配する人が約8割となった一方で、様子や安否の確認(見守り)が意識的にできている人は4割以下という現状が浮き彫りになりましたが、親の“見守り”サービスを利用するとした場合、どのような項目を重視するのかを質問。「親も自身も、操作等利用上の負担が少なく実施できる(69.0%)」という回答が約7割、「費用が安い」も6割を超える結果となりました。見守りサービスにおいては、心理面、金銭面の両方の負担の少ないものが重視されているということが見て取れます。

7割以上が「ゆるやかな見守り」に好意的な回答

また、親の日常生活に関する通知がスマホに送られてくる「ゆるやかな見守り」に魅力を感じるかを質問したところ、「魅力を感じる(19.0%)」「どちらかというと魅力を感じる(52.8%)」を合わせると、7割以上の人が好意的な回答をしており、手軽に実施できる“ゆるやかな見守り”が今後広がる兆しがうかがえました。

「まごチャンネル with SECOM」について

「親の見守りについての調査」では、離れて暮らす親を心配に思う人が約8割おり、さらに手軽に実施できる“ゆるやかな見守り”が注目を集めていることが分かりました。セコムではITを活用し、家族がちょうどいい距離感で、楽しみながらコミュニケーションでき、ご高齢の親を見守ることができるサービス「まごチャンネル with SECOM」を提供しています。

【商品特長】

親世帯が住むご実家では、「まごチャンネル」本体を通じて、離れて暮らすご家族の動画や写真などをテレビで楽しめ、見守る側の子世帯では本体に接続した環境センサーからの情報をもとに、親の暮らしの様子をゆるやかに見守ることができます。ご実家側では、普段お使いのTVに本体を接続。見守る子側は、スマートフォンにアプリを2つダウンロードするだけで利用が可能です。

■ご実家では、動画や写真がいつものTVで見られて、うれしい。

離れて暮らす子世帯側からは、日常や旅行などの動画・写真を「まごチャンネル」アプリで送信。ご実家では、いつものTVの大きな画面で送られてきた動画・写真を楽しむことができます。

■見守る側の子世帯では、ほどよい距離感で親の暮らしの様子が分かり、やさしい。

ご実家の「まごチャンネル」本体に接続した環境センサーが、お部屋の温度や湿度、照度を感知して記録。子世帯側では、「みまもりアンテナ」アプリのグラフで、いつでも確認できます。

また、照度の変化と生活音の有無により、ご家族の起床や就寝を判断し、「起きたようです」「寝たようです」をアプリに通知するほか、温湿度の急激な変化をはじめ、熱中症の注意喚起などもお知らせします。

■インターネット環境や面倒な工事も不要で、かんたん。

ご実家の本体設置には、面倒な工事は不要。今すぐ、簡単にはじめられます。
本体に通信機能を内蔵しているため、親宅にインターネット環境がなくても、すぐに使うことができます。電源ケーブルのほかには、普段お使いのテレビにHDMIケーブルを1本つなぐだけで、TVで簡単に動画・写真を見ることができます。

【利用料金】

本体価格:30,000円(税別)
月額料金:1,680円/月(税別)

【モニターの声】

実際に「まごチャンネル with SECOM」を利用した人から意見を伺いました。

ほぼ毎日、子供二人の様子を写真もしくは動画におさめ、送っています。振り込め詐欺対策も兼ねて実家にはなるべく頻繁に電話で連絡をするようにしていますが、そうそう話題もあるものではありません。そんなときまごチャンネルで送った画像・映像を話題にします。息子が書いた作文や、娘の縄跳びの様子など、些細なものでも話題作りとして役に立っています。
(40代 男性)

だいたい何時頃起きて、何時頃寝室へ行くのかもアプリの通知履歴で確認できて安心。そもそも写真はあまり送ることがなかったので、送る頻度が格段に増えた。家の状況が、昨日と当日をグラフで閲覧できるので安心感がある。
(30代 男性)

写真を送る→見た、というのも元気にしていると分かりますが、小さい子供がいるわけではない家族構成の者としては、写真を送ることも連絡を直接とることもそう多くないので、照度等で生活の雰囲気(散歩に出かけている)などがある程度分かり、起きた・寝たが通知でも分かるのはありがたいと感じました。他の家族が送った写真もわかるので、見守りたい相手以外の情報(家族の撮った知らない写真)も見られてこちらも楽しい。
(30代 女性)

両親はまだ60代でとても元気ですが、同じ都内に住んでいても、住んでいる家が異なるだけで「離れているな・・・」と感じていました。「まごチャンネル with SECOM」を使いはじめてからは、両親が起床・就寝したタイミングでアプリに通知が来るので「あ、今起きたんだ!」と、離れているのにとても身近に感じ、同じ時間を共有できているようでうれしかったです。また、家族旅行などの後は、家族で再度集まったタイミングで、旅行の思い出話をしながらテレビで写真や動画を観たり等、まさに“家族団らん”、とてもあたたかい時間を過ごすことができています。
(20代 女性)

今では、まごチャンネルの窓の光が灯るのが楽しみで仕方ないらしく、写真や動画を送ると半日もたつかたたないかのうちに、「見ました!」の通知がくるので、私としても送りがいがありますし、見てくれているんだ、今日も元気にしているんだ、というゆるやかな安心感があります。実家では、両方のまごの写真や動画が見られるようになり、ますます楽しみが増えているようです。妹夫婦は、いまでは旦那さん側の実家にも「まごチャンネル with SECOM」を導入したい、と思っているようで、親戚の中にまごチャンネルの輪が広がってきています。
(50代 男性)

【「まごチャンネル with SECOM」公式サイトURL】

https://www.secom.co.jp/mimamori/mago-ch/

Web動画「みまもる家族2020 presented by SECOM」について

2月18日(火)より、「まごチャンネル with SECOM」を紹介する動画「みまもる家族2020 presented by SECOM」をWeb上で公開いたしました。本動画は、親子そして孫の三世代を描いた動画です。動画には、75歳の信子、50歳の幸恵、22歳の葵が登場。祖母と娘・孫は一緒には暮らしていないものの、「まごチャンネル with SECOM」を通して、写真や動画の共有を行い、日常的にコミュニケーションをとっています。孫の成長を喜ぶ信子、一人で暮らす親を見守る幸恵、離れて暮らす祖母を気遣う葵、離れていてもつながっている温かい関係性が印象的な内容となっています。

【Web動画「みまもる家族2020 presented by SECOM」YouTube URL】

https://www.youtube.com/watch?v=OH1ZvrNH2x8

本報道に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。

セコム株式会社 コーポレート広報部 井踏、金平
TEL:03−5775−8210
E-mail:press@secom.co.jp

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