報道資料 | 2018年12月7日 セコム株式会社 |
セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:中山 泰男)は、家庭における心臓突然死を防ぐ備えとして、家庭用にAED(自動体外式除細動器)のレンタルサービスとオンラインサービスをパッケージ化した「セコム・MyAED」を12月から販売開始します。
2004年9月に、セコムは日本で初めてAEDをレンタル方式で提供する「セコムAEDパッケージサービス」の販売を開始。販売台数は、2018年4月に累計20万台を突破し、医療機関や消防機関を除く一般市場において国内トップレベルのシェアです。
現在、企業や公共施設、ショッピングセンターなどさまざまな場所にセコムのAEDが設置され、救命事例は累計で2,400人(2018年10月末現在)を超えます。
一方、国内では未だに年間約7万人※1の方が心臓突然死により亡くなられており、その7割以上※2が自宅で発生しています。自宅での心臓突然死を減らすには家族らによるAEDを使った心肺蘇生法が重要であるとセコムは考え、家庭へのAEDの普及に本格的に取り組んでいくこととしました。
今回発売する「セコム・MyAED」は、レンタル方式のAEDをご家庭での使用に合わせてパッケージ化した日本初のサービスです。
AEDを収納するキャリングケースは、様々な置き方 を想定して、どの角度からも「AED」と一目で認識できるデザインを採用。専用LTE端末により、AEDがいつでも使えるよう、機器故障や消耗品交換時期などをセコムがオンラインで見守ります。また、いざという時の備えとして、既往歴やかかりつけ医の情報を記載した「救急情報」をAEDと一緒に保管可能とし、救急隊によるスムーズな対応を促すことができます。
さらに、ご家族の日ごろの健康管理をサポートするため、セコムの看護師がいつでもお預かりした救急情報をもとに、電話で健康相談に対応します。
セコムは今後も、AEDのさらなる普及を促進する新サービスの創出を図り、“AEDがいつでも、誰でも使える社会”の実現に取り組んでいきます。
※1 | 総務省消防庁 平成29年版救急・救助の現況 |
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※2 | Resuscitation 2006; 69 221-228。 |
一般向けに販売しているAEDに比べて付属品を必要最小限とし、コンパクトなキャリングケースを採用。様々な置き場所を想定し、どのような向きで収納してもAEDと認識することができるデザインとしました。また、キャリングケースに収納される専用のLTE端末を介して、セコムが機器の異常や消耗品の交換時期などをオンラインで見守ります。
駆け付けた救急隊が迅速・適確に対応するために有用な、家族分の既往歴やかかりつけ医などの情報を記載した「救急情報」をキャリングケースに保管可能。玄関ドアに貼り付ける専用ステッカーも付属しており、駆け付けた救急隊に「救急情報」があることを明示します。
さらに、セコムナースセンターの看護師に電話をして、24時間365日いつでも健康相談をすることができます。
AEDの使用後、傷病者の治療方針および事後検証等のために医療機関や消防機関が心電図を必要とする場合、AEDをお預かりすることなくセコムがオンラインでデータを取得してご提供します。
家族の方が誰でも操作できるように、AEDと心肺蘇生法(CPR)の訓練ができる「簡易講習キット」を付属。音声が出る簡易トレーナーにより訓練が行えます。
消耗品の交換時期をセコムで管理し、使用期限前にご自宅へお送りします。また、AEDを使用した場合は、セコムまで連絡いただければ新しい消耗品を発送するほか、盗難・破損時には無料でAEDを交換します。
レンタル料 | : | 2,400円/月・台(税別) |
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保証金 | : | 20,000円/台(非課税) |
契約期間 | : | 5年間(以降、1年毎の自動更新で最長10年まで) |
高さ97mm×幅206mm×奥行252mm、約2.3kg (バッテリー・電極パッド含む)
高さ130mm×幅235 mm×奥行295 mm、約3.6kg (AED本体含む)
<AED保管状態>
<キャリングケース内>
<救急情報>
■「セコム・MyAED」の詳しいサービス内容については、ホームページをご覧ください。
https://www.secom.co.jp/personal/medical/aed.html
本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
セコム株式会社 コーポレート広報部 井踏、仁村 TEL:03-5775-8210