2003年6月30日
セコム株式会社
ジャパンラグビートップリーグ昇格にあたって
セコムラグビー部2003年度チーム方針を発表
社内公募でチーム愛称「RUGGUTS(ラガッツ)」に決定・ジャージも一新
 セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:木村昌平、資本金663億円)の社会人ラグビーチーム「セコムラグビー部」は、2003年度、社会人ラグビー最高峰のジャパンラグビートップリーグ入りを果たしました。これに伴い、下記の通り施策を実施します。
1. セコムラグビー部を日本一にする会」を発足 ― 杉町寿孝セコム会長が同会会長に就任
 本年4月に「セコムラグビー部を日本一にする会」を発足し、杉町寿孝セコム会長が同会の会長に就任し、セコムグループをあげて、セコムラグビー部を日本一にするために全面的にサポートする体制を整えました。
2. セコムラグビー部の組織を強化 ― 神戸製鋼V7のメンバーで、前7人制ラグビー日本代表コーチの加藤尋久氏がヘッドコーチに就任
 セコムラグビー部の組織を強化するため、4月から杉町寿孝セコム会長がセコムラグビー部代表に就任。中村康司部長がチーム運営全体のマネジメントを担当するため、新たに神戸製鋼日本一のメンバーで、前7人制ラグビー日本代表コーチの加藤尋久氏をヘッドコーチに迎え、同氏が指導にあたることになりました。
 選手は渡邊庸介キャプテンを筆頭に46名。その中には、サモア代表でCAP50のブライアン・リマ選手(WTB)や、スピードテストでオールブラックスのトップと同タイムの俊足を持つ鈴木貴士選手(SH)など5名のニューフェイスを含みます。
3. チームの愛称を社内公募し、「RUGGUTS(ラガッツ)」に決定 ― ロゴマークを決定しジャージも一新
 チーム愛称を社内公募し、応募のあった401名称の中から、社内審査会にて「RUGGUTS(ラガッツ)」に決定しました。名付け親となったのは、セコム株式会社東北本部に勤務する男性社員(44歳)で、ラグビー(選手)を意味するRUGGERと、根性・やる気を意味するGUTSを組み合わせ、「RUGGUTS」としたものです。
4. 2003年度チーム方針について
 本年度もセコムラグビー部の日本人選手については契約選手は置かず、あくまでセコム社員のみでトップリーグに挑みます。各自仕事が終わったあと、ナイターでトレーニングを行うスタイルは今年も貫き、トップリーグに向けて新たなチーム作りを行うため、以下の方針を打ち立てました。

(1)戦術面について
 日本一を狙えるチームとするため、昨年までのFW中心のパワーラグビーから、「オープンに展開するラグビー」に戦術を転換していきます。

(2)トレーニング方法について
 昨年までの2年間は、ニュージーランドコーチによる基本に忠実なトレーニングを行ってきましたが、本年度は上記の戦術転換を図ります。まず、選手たちの 価値観を変えるべく「ラグビーそのものを楽しむ」ことをモットーとして、個々のスタイル・能力が試合で十分発揮できるような、バラエティーに富んだトレー ニングを行っていきます。またフィットネスメニューを取り入れた新しいトレーニング方法で「スタミナ日本一」を図っていきます。

(3)選手起用について
 上記の通りチームスタイルを変えていくために、オープン戦では大胆な選手起用やポジションチェンジを積極的に行い、選手とチームのポテンシャルを発掘していきます。
 8月上旬には恒例の北海道北見合宿(2週間・約5試合の練習試合実施)を行います。この合宿で現在、ワールドカップに出場しているトンガ代表のイノケ選 手とサモア代表のリマ選手が合流し、9月15日のトップリーグ初戦(対東芝府中戦:秩父宮ラグビー場)に向け最終調整を行い、初戦の勝利をめざします。

●セコムラグビー部の2003年度新体制
《セコムラグビー部代表(セコム株式会社会長)》
杉町 寿孝
《部長》
中村 康司
《ヘッドコーチ》
加藤 尋久
《キャプテン》
渡邊 庸介
セコムラグビー部のあゆみ
2003セコムラグビー部「RUGGUTS」スタッフ・選手名簿
<本件に関するお問い合せ先>
セコム株式会社 広報室主任 沖 昌徳
TEL: 03-5775-8210
(E-mail:koho@secom.co.jp)