先端技術の活用とパートナーシップ|サステナビリティ重要課題|セキュリティのセコム株式会社-信頼される安心を、社会へ。-

先端技術の活用とパートナーシップ

写真:目﨑祐史

セコム株式会社 IS研究所 所長

目﨑祐史

セコムは、創業後の早い段階から事業拡大や将来の人手不足を見据え、エレクトロニクス技術を活用した警備サービスを開発するなど、果敢に最先端技術を事業に取り入れてきました。

創業4年後の1966年に提供を開始した「SPアラーム」は、ご契約先とセコムを通信回線で結び、ご契約先の異常をセンサーで自動検知してセコムに送信、コントロールセンターの管制員の指示により最寄りの緊急対処員が駆けつける「オンライン・セキュリティシステム」として、現在もセコムの主要な事業となっています。通信回線を通じて大量のセンサーの信号を集約する仕組みは、IoTの考え方を50年以上前から具現化してきたとも言えます。

ご契約先で異常を監視するセンサーは、正確に異常を見つけ、迅速に信号を送る必要があり、当然ご契約先に合わせてさまざまな設置環境に耐えうる高品質なものでなければいけません。お客様に「安全・安心」を提供するためには、妥協のない技術力が必要と考え、セキュリティシステム・機器の開発を行う「開発センター」を1979年に、先端技術を研究する「IS研究所」を1986年に設立しました。これらの研究開発により、社会の変化や犯罪の多様化に伴う新たなニーズに対応する製品や機能を迅速に市場に投入してきました。

IS研究所の使命は、セコムの革新的なサービスを生み出す原動力であることです。社会に「安全・安心」を提供するサービスを構築するために、社会やサービスそのものを対象とした研究や、革新的なサービスを生み出すさまざまな基盤技術の研究、最新の研究成果を集約したプロトタイプの構築方法の研究を行い、先端的な技術を生み出しています。

開発センターでは、これらの先端技術を生かし、社会のニーズに先駆ける独創的かつ信頼性の高いシステムを生み出す開発拠点としてグループ独自のサービス・機器の開発・実装に取り組んでいます。例えば、現在はAI(人工知能)を活用したサービスが一般化してきましたが、セコムは1998年に日本初のオンライン画像監視システム「セコムAX」において侵入者を検知する画像認識技術を活用しており、現在のAI技術の基盤となっています。また、広大な敷地や広域におけるセキュリティのために自律走行型巡回監視ロボット、自律型飛行船、自律飛行型ドローンを開発するなど、長らくAIやロボティクスなどの先進技術に取り組んできました。

他方、技術の進歩と変化のスピードが加速し、社会の課題やニーズが多様な広がりを見せている中で、いち早く、より適切な解決策を創出していくためには、分野・業界を問わずにアイデアや技術を融合させていくことが必要です。社会の役に立つ新しいサービスを提供したい、先進技術を課題解決に活かしたいという“想い”を同じくする産・官・学とのパートナーシップの強化が不可欠と考え、オープンイノベーション“共想”戦略を積極的に推進しています。

セコムを通じてより良い社会を実現するという共通の理念のもと、それぞれの役割を担った部門が一体となって、日夜研究・開発に励んでいます。

図:社会課題と貢献するSDGs

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先端技術の活用とパートナーシップ。セコムのサステナビリティについて紹介しているページです。セコムは、経済面、環境面、社会面の活動を通じて、「企業と社会が共に持続的に発展することが重要である」という考え方を根底におき、創業以来、事業を通じて社会・環境課題の解決に努めています。