資源の有効活用|地球環境とともに|ESG課題への取り組み|セキュリティのセコム株式会社-信頼される安心を、社会へ。-

資源の有効活用

セコムでは、未来を見据えた最先端の研究をIS研究所が、実用的な商品開発・システム開発を開発センターが担っています。研究開発・機器の製造においては、有害物質の排除や省電力化・省資源化、長寿命、リサイクルを図る“環境配慮設計”を行い、ビジネスモデルを活かした資源の有効活用を実践しています。

「資源循環型」「低炭素型」のビジネスモデル

1962年、当社が日本で初めて開始したセキュリティ事業は、社会に「安全・安心」を提供するだけではなく、盗難や火災による資産の損失と再建による資源の消費を未然に防止することにつながり、広く環境保全に資する事業と言えます。

海外のセキュリティサービスは、お客様が自ら警備機器を購入して取付工事を手配し、維持管理責任を負います。警備会社は異常監視業務のみを行い、いざ異常が発生したときには、警察が対応する仕組みです。

一方で、セコムのオンライン・セキュリティシステムは、セキュリティ機器の開発・製造から取付・運用、回収・廃棄まで、機器のライフサイクルすべてをグループ会社内で一元的に管理しています。研究開発・機器の製造においては、有害物質の排除や省電力化・省資源化、長寿命、リサイクルを図る“環境配慮設計”を行っています。さらに、お客様が使用するセキュリティ機器をレンタル方式で提供することを基本にしているため、設置したセキュリティ機器はすべて回収し、修理できるものは修理して再利用を図り、さらに廃棄物処理までを適切に管理できるので、廃棄物の削減、資源の有効利用、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの削減を主体的に行うことが可能です。

このように当社のオンライン・セキュリティシステムは、リサイクル率、エネルギー効率や資源利用効率の向上を継続的に推進することができる「資源循環型」「低炭素型」のビジネスモデルです。

サーキュラー・エコノミーへの取り組み

資源の枯渇、増え続ける廃棄物などの世界的な環境課題に対応するため、欧州委員会は2015年に循環型経済の構築を目指す戦略「サーキュラー・エコノミー」を打ち出しました。これは、リユースを容易にする設計の推奨、リサイクル率の向上などにより、資源の利用効率を高めることを目的とするもので、これはセコムがオンライン・セキュリティシステムにおいて、長年取り組んできたものと共通しています。

環境配慮設計の推進

セキュリティ機器や商品の開発・設計を担当する開発センター(技術開発本部)では、省電力、資源の有効利用、小型・軽量化、長寿命、リサイクル、有害化学物質の不使用、梱包材の軽量化など、環境への影響を考慮した「環境配慮設計」を実践しています。主なサプライヤーの皆様に「グリーン設計ガイドライン」を配布し、地球環境に配慮した事業活動への協力を求め、バリューチェーン全体で地球環境保全に取り組んでいます。なお、当社が定める「グリーン設計ガイドライン」は、2018年7月に第3版を発行し、新たに4種類の有害化学物質を加えるなど、より具体的な要求内容に改訂しました。

環境配慮設計の取り組み事例

事例1「セコムホームセキュリティ G-カスタム」

  • 消費電力:43%減
  • 体積:35%減
  • 質量:17%減

事例2「セコムNVRシステム(次世代型防犯カメラ)」

  • 消費電力:10%減
  • 体積:61%減
  • 質量:41%減

事例3「ハンクスⅢs(安全管理システム)」

  • 消費電力:57%減
  • 体積:55%減
  • 質量:66%減

3R活動(リデュース・リユース・リサイクル)

環境保全と資源の有効利用の観点から、お客様から回収したセキュリティ機器類は、徹底した検査を行い再利用する機器と除却する機器に分別し、さらに除却機器の筐体・電子基板は、プラスチックと金属に徹底分別しています。また、セキュリティ機器類に内蔵されている鉛電池やニッケル水素、リチウム電池などについても、種類ごとに分別し、リサイクルしています。

これらの取り組みにより、2018年度は機器購入額に占めるリペア・リサイクル品の金額比率は33.6%となりました。また、有価物量は、産業廃棄物量に対して16.9%の901トンとなり、さらに421トンの電池をリサイクルしています。

産業廃棄物量・有価物量(セキュリティ事業)

電池リサイクル量(セキュリティ事業)

電子マニフェストと産業廃棄物管理の徹底

産業廃棄物の適正処理のために、特別な事情で電子マニフェストが導入できないごく一部の事業所を除き電子マニフェストの全社的導入を進めています。

全国にある事業所の産業廃棄物の処理委託状況を一元的に把握し、また優良認定を持つ産業廃棄物運搬・処理業者の選別と産業廃棄物の処理委託契約書の締結状況の管理を徹底して、廃棄物処理の適正化に取り組んでいます。

グリーン購入の推進

セコムでは、日常業務で使用する事務用品やコピー用紙などの消耗品は、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)」の判断基準に基づき、環境負荷の小さいグリーン商品を優先して購入しています。社内のイントラネット上に構築した事務用品の発注システムでは、商品選定の際には、可能な限りグリーン商品が表示される仕組みとなっています。この発注システムを利用することにより、グリーン購入比率は高まり、発注業務の効率化や購入単価の低減も実現しています。

  • グリーン商品:「エコマーク認定商品」「グリーン購入法適合商品」「GPN(グリーン購入ネットワーク)登録商品」のいずれかに該当するもの。

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資源の有効活用。セコムのサステナビリティ実現への取り組みについて紹介しているページです。セコムは、経済面、環境面、社会面の活動を通じて、「企業と社会が共に持続的に発展することが重要である」という考え方を根底におき、創業以来、事業を通じて社会・環境課題の解決に努めています。