防犯・防災用語集

ハイテク犯罪 (はんざい)

コンピューターネットワークを利用して行われる犯罪のこと。サイバー犯罪とも言います。
ハイテク犯罪には、コンピューターを利用した詐欺や電磁的記録の不正作出などの「コンピューター・電磁的記録対象犯罪」、コンピューターを不正に使用する「不正アクセス禁止法違反」、インターネットを利用した詐欺などの「ネットワーク利用犯罪」があります。インターネットの利用者が急激に増える中で、ハイテク犯罪も急増しており、その手口はますます悪質になり、巧妙化・複雑化しています。
ハイテク犯罪の被害は、企業だけではなく個人、そして子どもにもおよんでいるので、被害にあわないための対策を、真剣に考える必要があります。

カード犯罪 (はんざい)

クレジットカードやキャッシュカードなどを使った犯罪のこと。
カード犯罪の大半は、盗んだり偽造したりしたキャッシュカードなどを使って、ATM (現金自動預払機) から現金を盗む事件や、偽造したクレジットカードを使って商品を購入する詐欺事件です。その手口は巧妙化しており、ATMから現金を引き出す時にカードの暗証番号を盗み見るものや、ゴルフ場などの貴重品ボックスから不正にカードを手に入れて、スキミングするものなどがあります。

少年犯罪 (しょうねんはんざい)

少年が犯す犯罪のこと。
日本では、20歳未満の少年 (男女) には少年法が適用されますが、2002年に改正少年法が施行され、刑罰の適用される年齢が16歳から14歳に引き下げられました。

外国人犯罪 (がいこくじんはんざい)

日本に在留する外国人による犯罪のこと。
外国人犯罪の特徴は、不法に入国または正規に入国したあと、不法に残留する外国人がお金を得るために国籍や出身地などでグループを組んで犯罪集団となり、日本の暴力団や外国の国際犯罪組織と連携して、強盗、窃盗、カード犯罪などの悪質な犯罪を行っていることです。
このような外国人の犯罪集団は、治安への重大な脅威となっています。

街頭犯罪 (がいとうはんざい)

街頭での強盗ひったくりのこと。
街頭犯罪が特に多いのは、繁華街、歓楽街、駅、空港などですが、これらの場所に監視カメラを設置するケースが増えており、監視カメラが街頭犯罪を抑止する効果が期待されています。また、街頭犯罪が発生しても、監視カメラが録画した映像を見ることで、犯人の逮捕につなげることができます。

重要犯罪 (じゅうようはんざい)

殺人、強盗、放火、不同意性交等、略取誘拐、人身売買、強制わいせつの犯罪のこと。
警察では、国民に脅威を与えるこれらの犯罪を「重要犯罪」と位置づけています。

ネットーワーク利用犯罪 (りようはんざい)

インターネットを利用した詐欺、児童買春事案など、コンピューターネットワークを利用した犯罪のこと。