防犯・防災用語集

GPS (じーぴーえす)

Global Positioning Systemの頭文字を取ったもので、日本語では「全地球測位システム」と言います。
アメリカが軍事用に打ち上げた複数のGPS衛星からの電波をGPS受信機で受信することで、自分の位置を正確に知ることができます。民生用のGPS受信機は、航空機や船舶、登山用などに利用されており、身近なものとしてはカーナビゲーションシステムがあります。また「ココセコム」のように小型・軽量で、GPSと携帯電話基地局の電波を利用した屋外用携帯緊急通報システムもあります。

防犯ブザー (ぼうはん)

危険を感じた時に、大音量でブザーを鳴らして周囲の人に危険を知らせる防犯用品のこと。
防犯ブザーは、お子さんの通学や通塾、女性の外出時の安全に欠かせないものとなっています。防犯ブザーを利用する時は、いつでも使えるように手の届くところにつけて、歩くようにします。普段から使う練習をして、音が小さくなったら必ず電池を交換しましょう。
防犯ブザーには、ブザー本体からひもの部分が「引き抜ける」タイプと、「引き抜けない」タイプがあります。小さなお子さんには、紛失や誤作動を防ぐことを考えて「引き抜けない」タイプ、女性はひもの部分を投げ捨てて大音量で痴漢などを撃退する「引き抜ける」タイプがよいでしょう。
また、KDDI(株)が販売する「mamorino (マモリーノ)」は、防犯ブザーとセコムの屋外用携帯緊急通報システム「ココセコム」と連動した画期的なジュニア向けケータイです。

位置情報提供サービス (いちじょうほうていきょう)

人工衛星と携帯電話の機能を使って、小型端末を持った利用者の位置を専用のホームページ上の地図で検索できるサービス。 小型端末を子どもや高齢者に持たせると、現在位置が分かるので安心です。車やバイク、カバンにしのばせておけば、もしもの時にその位置を検索することができます。
また、セコムの「ココセコム」では緊急時に通報ボタンを押して、異常発生と現在地をセコムに通報することができます。セコムでは、緊急対処員を急行させるサービスもあります。

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ココセコム

屋外用携帯緊急通報システム (おくがいようけいたいきんきゅうつうほう)

屋外で大切な人や車、荷物などを守るセコムの「ココセコム」のこと。
ココセコムは、GPS (全地球測位システム) と携帯電話の基地局の電波を使って、専用端末を携帯する人や車などの現在位置を、パソコンなどに表示された地図で確認することができます。緊急時には、専用端末の通報ボタンを押してセコムに通報することができます。また、要請に応じて24時間365日、セコムの緊急対処員が駆け付ける現場急行サービスも提供しているので、大きな安心感が得られます。
携帯電話を学校へ持っていくのを規制する動きがありますが、ココセコムはセキュリティ専用端末なので、通話やメール、インターネットへのアクセスはできないため、お子様は学校へ持っていくことができます。

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ココセコム

携帯電話基地局 (けいたいでんわきちきょく)

携帯電話やPHSなどの無線通信端末と直接交信をするためのアンテナや装置のこと。電柱や電話ボックス、ビルの屋上、地下鉄のホームの天井などに、設置されています。
携帯電話は、この基地局と電波で交信することによって、通話することができます。
セコムでは、GPS衛星と携帯電話基地局の機能を使った、屋外用携帯緊急通報システム「ココセコム」を、提供しています。